異分野の進出で結実した
AUTECのヒストリー
オーディオデジタル化の波が押し寄せはじめた1970年代後半。すでにステレオカートリッジで世界の頂点に立っていたオーディオテクニカは、新しい時代をけん引する” 音響機器以外の領域”への進出を模索。そしてひとりの社員のアイデアが、当時社長だった松下秀雄の「独創的なアイデア、オリジナルの技術を目指そう」という考えと符合。誕生したのが、のちに特許を取得し世界的に普及されるシャリ玉成形機の前身、家庭用すしメーカー「にぎりっこ」でした。その後、家庭用から業務用へと移行し製品のバリエーションを拡げ、オーディオテクニカの「もうひとつの顔」のAUTECは業務用米飯加工機器のブランドを確立。シンプル機構&低コストを叶えたMade in Japanの高品質な製品として、現在では世界約50ヵ国で受け入れられています。
-
1984
音響機器メーカーの事業・技術領域にとどまらない新たな挑戦として、社員のアイデアから製品化された“家庭用すしメーカー”ASM50「にぎりっこ」をAUTECブランドで発売。
-
1985
本格的な業務用すしロボット“すしメーカー”ASM300が完成。他社の製品が大型機だったのに 比べ、シンプルな構造に徹することでコンパクト化と低コスト化を実現。
-
1991
お客様のリクエストに対して細かな改良が繰り返された業務用すしロボット“すしメーカー”ASM380を発売。使い勝手の良さや分解し洗いやすい形状が評価され爆発的なヒットとなる。自動酢合わせ機“シャリメーカー”ASM700発売。業務用おにぎりロボット“おにぎりメーカー”ASM500発売。
-
1993
卓上小型のりまきロボット“のりまきメーカー” ASM800発売。
-
1996
業務用すしロボット“すしメーカー”ASM390発売。
-
2000
“のりまきカッター”ASM200発売。
-
2001
自動整列すしロボット“すしメーカー”ASM3010発売。
-
2006
業務用すしロボット“すしメーカー”ASM410発売。
-
2008
おにぎり、シャリ玉、幕の内が成形できる多機能なマルチにぎりロボット“マルチにぎりメーカー”ASM545発売。
-
2009
スタイリッシュでコンパクトな業務用すしロボット“すしメーカー”ASM405発売。
-
2012
簡単操作で理想的な酢飯を実現する業務用“シャリメーカー”ASM780発売。
安全と効率を両立した電動“のりまきカッター”ASM250発売。 -
2013
シンプル操作でフレキシブルな設定が可能な業務用のりまきロボット“のりまきメーカー”ASM880発売。
-
2015
シャリ板成形専用の業務用のりまきロボット“のりまきメーカー”ASM865発売。
-
2017
業界初「両取りモード」を採用した高性能な業務用すしロボット“すしメーカー”ASM430発売。
-
2018
手動“のりまきメーカー”ASA190発売。
ソフト提案の一環として、レシピ集『OBENTO』シリーズを展開開始。 -
2019
自動整列すしロボット“すしメーカー”ASM460発売。